玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

女川えくぼハウス

2012年 京都造形芸術大学 千住博元学長の声がけで参加した「女川アートサポートプロジェクト」がきっかけで、「描き絵師として今の私にできることを無理なく継続する」がモットーの東北支援も、今回で三度目になります。前回の個展では、プロジェクト担当者だった女川町役場の生涯学習課、遠藤優美子さんのご縁で「花は咲く」運動を思いつき、個展会場でチャリティコーナーを設けて、その収益を「花いっぱい運動」に贈らせて頂きました。
30センチ角のパネル画「花は咲く」や仮設住宅在住の方々とのコラボ作品を買ってくださった皆さんのお気持ちが、そのままダイレクトに、女川の仮設住宅でホンモノの花となって咲いたのです。(詳しくはカテゴリー「第5回玉城和美の描き絵空間展」ブログ記事をご覧ください)
今回もどんなカタチで、京都と女川を繋ぐお手伝いができるのかと思案していましたが、昨年、早期退職された遠藤さんが始められた女性のための支援空間「えくぼハウス」の運営資金としてつかって頂くことに決定。現在、企画進行中です。
以下は、NEWS石巻かほく 2014.04.10からご紹介です。

『女川に女性活動拠点「えくぼハウス」オープン トレーラーハウスを活用』

写真は「えくぼハウス」のオープンを祝う関係者=女川町浦宿浜

 女性を支援する女川町の任意団体「えくぼハウス大好き会」(遠藤優美子会長)の活動拠点となる「えくぼハウス」が4日、同町浦宿浜にオープンした。

 東日本大震災の復興支援として昨年10月、国際ソロプチミスト神戸東(兵庫県芦屋市)から贈られたトレーラーハウスを活用。広さは13平方メートルで、ミニキッチン、トイレなどを備えている。遠藤会長の父親の所有地に建てられた。

 オープニングセレモニーには神戸東の関係者も駆け付けた。トレーラーハウスの寄贈は創立30周年事業でもあり、八馬冨久子会長は「前に向かって進む女性の活動を後押ししたかった」と説明。遠藤会長は「人が集まる場所がなかったので非常にありがたい」と感謝した。

 大好き会は昨年10月に結成された。笑顔があふれる活動や場所になるように、名称に「えくぼ」を使った。町内の女性団体の支援を受け、5月から活動を本格化させ、着付けや生け花、茶道などの教室を開く。

掲載画像の著作権は全て(C)玉城和美にあります。 「玉城和美の描き絵空間」は特許庁認可済(商標登録第5483574号)