玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

第7回玉城和美の描き絵空間展

もうすぐお正月

個展のチャリティコーナーで販売したクリスマスカードです。 私にしては珍しい可愛い絵ですが、10代の頃は、暇さえあればこんな感じのイラストを描いて楽しんでいました。 今年も残すところ僅か。年内納品お約束のオーダー作品が完了して、ほっこり休憩して…

女川チャリティご報告

会場で設けた「女川アートサポート活動」の集計ができました。送金段取などを遠藤さんと相談していた矢先、石巻で大きな地震が起こって本当にびっくりしました。 5年もたっているのに余震とは・・・今年8月に女川を訪問して、現地の様子や皆さんの心意気をし…

会場でのコメント紹介

褒め殺し感あり、お許しあれ!勿論くるっと見渡し、黙ってすぐに出て行かれる方も。芸術は良いか悪いかではなく好きか嫌いか、なので。 「衝立、ええなあ。外からの景色も素敵やわ!」(高槻在住、追っかけ爺) 「今が一番元気で充実なさってるとよくわかっ…

無事に閉幕しました

200名余りのご来場者、2日間にわたる会場設営や毎日のお茶接待、案内状を配布PRしてくださったサポーター顧客の皆様、本当にありがとうございました。

朝日新聞取材

朝日新聞社の取材が入りました。掲載されるかどうかはわかりませんが、作品とともに写真もとってくださいました。北垣博美記者は、五年前からずっと個展のたびにアトリエに取材に来て、素敵な記事を書いてくださっています。今回は女川へ行ってコラボチャリ…

小さい秋

北原白秋の唱にでてくる「ちいーさいあーきー」は、晩秋から秋に向かっていくほんの一瞬の季語だそうです。春夏秋冬、華やかな盛りよりも移ろう季節は、毎日少しづつ色の変化があって美しい。驚きとともに感動を引き起こすのは、日本ならでは・・ 最近は、真…

開幕まであと10日

毎度のことながら、一ヶ月前からアトリエは引っ越しのようなお祭り騒ぎです。 DMを出し終わると、「もう7回めなんや?!頑張ってるね〜。」という電話や、「近くの喫茶店に置いてもらえるようお願いしました。」という嬉しいメールがきて、何よりの励みにな…

女川えくぼハウス訪問⑦

第5回個展での「花いっぱい運動」で集まった売上金を全額贈った「すばらしいおながわを創る協議会」(2013年12月10日掲載写真)私の作品額を持って笑いかけてくださっている斎藤会長さんやメンバーの皆さんにお会いしたいなあ・・と思い、管轄の女川市役所に…

女川えくぼハウス訪問⑥

嬉しい電話がかかりました。私と女川との原点、造形大の「アートサポートプロジェクト」で仮設住宅に贈った一枚の「赤蕪」の絵をもらってくださった鈴木さんご一家が、津波で流された土地に再建してご夫婦で御住まいなのですが、7時間の電車の旅の終着点、女…

女川えくぼハウス訪問⑤

コラボチャリティ作品を共同作業してくださる小物作りメンバーは8名で前回のお手玉づくりの参加者最高齢は今年90歳を超えられています。 京都土産を思案しているうちに、その場でお手持ちのものにお好きな絵柄を描き絵してプレゼントさせてもらうことにしま…

女川えくぼハウス訪問④

宿泊は国道沿い浦宿駅近くに建つコバルト民宿さんにお世話になります。無料巡回町民バス停のあるドラッグストアのお隣でえくぼハウスへも歩いていけます。初めは女川のトレーラーハウス村に予約を入れていたのですが、現地と連絡を取り合ううちに、タクシー…

女川えくぼハウス訪問③

交通機関や宿泊施設の手配中です。 エリアが西日本と東日本にまたがるため、愛用のJウエストエクスプレスネット予約だけでは格安チケットが購入できず、何箇所何回電話で尋ねたことか・・・・方向音痴の私、まずはルート検索です。 山科から在来線で一駅、…

女川えくぼハウス訪問②

前回はお手玉を作っていただいたのですが、小さいので縫うのがちょっと大変だったそうです。過去のチャリテイ人気作品は、ペットボトル入れやシュシュなどですが、買ってくださった方の意見は、使えるものが嬉しいとのことでした。リピーターも多いので、目…

女川えくぼハウス訪問①

女川行きがようやく決定しました。秋の個展会場でのコラボチャリティ販売小物を一緒に制作してきます。前回、支援金を贈らせて頂いた「えくぼハウス」を運営されている遠藤さんは、私の女川アートサポート活動のきっかけとなった2011年造形大の千住博元学長…

あれから五年

がん欝、情緒不安定と免疫低下のどん底の中で決断した独り暮らし、それから半月もたたないうちに震災。私事で本当に恐縮ですが、もしも順番が逆だったら・・・とぼんやり感じた記憶しかありません。 次の個展でも女川アートサポート活動、継続します。久しぶ…

ドレスできました!

一昨年から月2ペースで洋裁に取り組み、描く土台つくりをしています。生徒さんたちに「ウエディングドレスみたいですね」と冷やかされるようなオフホワイトの紡ぎで作ったワンピース。定番モチーフの葡萄を紅葉で描き、背中には念願のコンシールファスナーを…

ボレロ

ウエストで切り替えた白地のワンピースに紅葉の葡萄を描きました。ノースリーブなので七部袖付のボレロを作りたいと奮闘中。なかなか難しいです。 初めての上着を重ねてみたとき、胸元の絵のイメージが変わりました。ちらりとみえるようにデザインを考えてい…

あけましておめでとうございます

新年もよろしくお願い致します。メイン作品襖大三枚組も完成し、祝杯でカウントダウン。 おかげさまで のんびり穏やかに元旦を迎えました。 描き絵で結ばれたご縁ある方々が、健康で幸せに暮らせますように。 11月1日からの7回目の個展で 皆様と笑って再会できま…

メイン作品

襖大三枚組み(1メートル幅の綿布を2メートル切り) 三枚続き柄ではないのだけれど、ギャラリー翔さんの入って正面、一番大きな壁360センチに並べて展示したいので、全体のバランスは大切。なので床に広げることになるのだが、仕事部屋は大きな作業台が置い…

生みの苦しみと喜び

モノ作りはお産とそっくり。生来感激家なので、美をみつけることには困らない。だけど、その感動を描いて作品に落とし込むまでの道程は、私にとって妊娠、陣痛とおんなじ。やっと受胎しても、つわりもあればマタニティブルーもあるのだ。だけど、出産はめで…

掲載画像の著作権は全て(C)玉城和美にあります。 「玉城和美の描き絵空間」は特許庁認可済(商標登録第5483574号)