玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

神様のデザイン

この二週間、ほぼ缶詰状態で個展のメイン作品と床几にかけるクロスの制作を進めています。無から有を生み出すデザインやアイディアは、ものすごく時間がかかります。頭の中のひらめきやイメージが形になるにはかなりの距離と壁があるのです。あるときふっと…

あけび

お扇子というよりは舞扇のような男性用和装扇2点のオーダーを頂きました。オールお任せで、昔懐かしいアケビとイチジクを一種づつ頼まれました。お持込の扇はとても上質で画面も広く、裏表両面描けて構図も凝れるので、大胆な楽しい作品に仕上がりそうです…

『帰ってきた江戸絵画』

文化博物館で開催されていたギッター・コレクション。 やっぱり江戸絵画はいい!閉館ギリギリまで三時間くらい眺めておりました。特に酒井抱一の秋草は、どの絵も技術の上品さと風の音が聞こえるところが巧いなあと思います。それから若冲の描く動物、特に象…

Eテレ『0655』『 2355』

昔のNHK教育チャンネル、Eテレの5分間番組、『0655』『2355』ってご存知ですか? これがかなり面白くてはまっています。まさにこの時刻に流れるおはようとおやすみの憩い空間なのですが、なかなかオンタイムに見られないので、月曜から金曜まで録画して…

四季の旬

里山はすっかり秋の景色、美しくてスケッチが楽しくてしかたありません。個展のテーマが決まりました。「The four seasons」文字通り、「四季の旬」を描きます。 今までは食べられる植物や京野菜にこだわってきましたが、今回は里山や町歩き中に、気軽に目に…

国際シンポジウム『21世紀の風景表象ー風景の構築と自然の認識』

『見つめ直す日本の古文化』というタイトルで、大阪日日新聞「関西美術探訪」に私と描き絵を取り上げて書いてくださった(記事は「玉城和美の描き絵空間」HPに掲載中)大阪大学の要真理子先生からお誘いを頂き、立命館大学国際言語文化研究所主催、美学会…

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