玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

ナイススポット

TAMAKI風に大島紬を着付けてもらって若冲さんに逢いに行く

相国寺承天閣美術館「若冲と応挙」展 無事に襖絵が一組完成したので、昨年から温めているオーダーと新しく舞い込んできたプロジェクトのためにもとりあえず一度息抜き。中休みを戴いて天神さんで2枚3千円でゲット&7千円で丸洗いしてもらった大島紬を、一乗寺…

⑬千秋楽 箱根湯本「北条早雲足洗の湯 元湯 和泉」さんとのお出逢い

元箱根から1号線経由で旧街道を走る登山バスは「座席から落ちるのでは?」と心配になるくらい左右に大きく揺れながら懐かしの箱根湯本に到着。大きな駅には必ず隣接している個人旅行のお助けガイドとしてお馴染みの観光案内所だが今回はネットでは分かり辛い…

⑪強羅公園ベル薔薇~絶景温泉で富士山とデート

素晴らしい青空。標高が高いので期待通り涼しくてカラッと。お目当ての「ベルサイユの薔薇」に囲まれて強羅公園ローズガーデンの東屋で(^^)お昼休憩。パンをぶらさげた町田からお越しのご夫妻が「ここ、宜しいですか?」「勿論です。」どうぞどうぞと仲良く…

⑩強羅公園で真紅のベル薔薇と遭遇

タイタニックを楽しんだ後は、初日と逆ルートで桃源台港から箱根ロープウエイで富士山ビューポイントを目指しましたが、硫黄モクモクの大涌谷でホンマにこの通りお隠れ!降りずに一気に早雲山まで上がって強羅公園へ向かうことに。それにしても乗船前の芦ノ…

⑨3日目ついに快晴☀念願の富士山様ファーストコンタクト!

美味しい朝食を戴いて表に出ると雲一つない青空で清々しい空気。一番船には早いが期待を込めて元箱根港へと向かう。神社通り(多分、旧東街道)を気持ちよく下って行くと鶯の声…生まれ育った京都下鴨でたまに聴こえてくるホーホケキョに「あ、鶯だ!春だねえ…

⑧箱根フリーパス大活躍 天山湯治郷へ

初日にゲットした箱根フリーパスは本当に重宝した。小田急箱根エリアの登山バスには京都市バスのような均一区間はなく、乗車前に整理券をとって運賃を確認して両替、降車という面倒な流れ。20分乗車で軽く千円を超えるが、駅伝でお馴染みの七曲りなど凄い勾…

⑦豪雨の中お目当ての岡田美術館へ!一村様ファーストコンタクト

岡田美術館 表玄関 開館5分前に一番乗り! 中玄関 あいにくの豪雨で庭園はクローズ お目当ての開館10周年記念展「若冲と一村」 一村さんの二点をのぞいて、これだけの作品所蔵数があることに流石だと驚く。拝見する前は、江戸と昭和で生きた時代も周囲から受…

⑥RoheN Resort & Lounge HAKONEの全貌

ローヘンリゾート&ラウンジ箱根のキッチン&スタッフカウンター ガラスのはまった重い引き木戸を開けると、「おかえりなさい!今日はどうでした?」と、カウンターから素敵なスタッフさん達が迎えてくれる。一瞬で疲れが吹っ飛び笑顔に。一人暮らしが長いせ…

④海賊船で元箱根港→Rohen Resort & Lounge HAKONE→箱根神社へ

RoheN Resort & Lounge HAKONE 深夜バスで小田原駅に着いた早朝から箱根黄黄金ルートで大冒険となった初日。残念ながら富士山ファーストコンタクトは叶わずでしたが丸4日滞在できるのできっと逢える(^_-)-☆ ピンクコロコロお供に「桃源台港」から飛び乗った…

京料理 藤や

三条木屋町を高瀬川沿いに上がって一筋目を西へ入ったところの京料理 藤やさん。 http://www.kyo-fujiya.co.jp/ 電話075-252-1811 亡き大女将さんは母と旅友だったので、個展の案内状を置かせてくださったり、長年色々と可愛がって頂きました。 いつも落ち着…

サントリー京都ブルワリー工場見学

二ヶ月前から予約して、ザ・プレミアムモルツ講座に参加。今年7月におおきにさんの創業祭へ伺ったときに、偶然カウンターが全員女子!で意気投合して、昨日のイベント企画となりました。おおきにさんでランチしてから阪急電車に飛び乗って工場へ。 「醸造家…

天満天神繁昌亭

大阪天満宮にある、現文枝こと桂三枝さんの悲願、落語の寄席小屋。今日は第11回繁昌亭大賞を受賞された桂文三さんのお披露目、千秋楽に行ってきました。 生の落語を聴くのは五回目くらいですが、お腹をかかえて笑いました。上手い落語と言うのは情景が浮か…

建仁寺

昨年夏に訪問した「えくぼハウス」チャリティのご縁で、宮城県女川町からお客様がありました。限られた時間の中どこをご案内しようか迷いましたが、「日光でみた龍の絵が忘れられないので、京都でも是非」というリクエストを大切に、錦市場スタートで寺町、…

東福寺早朝拝観

今日は甲状腺ガンと乳ガンの検診で、伏見藤森の京都医療センターに一日がかりで来ています。 朝6時半に、ぱかっと目覚めたので、急に思い立って、三条からの京阪電車を東福寺で途中下車、8時半からの東福寺通天橋拝観に立ち寄ってから病院へ向かいました。…

楽美術館

今春お気に入りの展覧会ご紹介シリーズ、ラストは御所の西側、堀川近くにある楽美術館(075-414-0304)です。6月26日まで春季特別展「楽歴代 長次郎と14人の吉左衛門」を開催しています。 実は、祖母の嫁入り茶道具を父の形見として母からもらったのですが、…

兵庫陶芸美術館

京都駅から車で一時間ぐらい、こんだ薬師温泉のある篠山市。丹波立杭焼きの登り窯がある森の中に木を生かした兵庫陶芸美術館(079-597-3961)がひっそりとたたずんでいます。目の前の山を生かしたゆったりとした低層建物は、パワースポットのような良い気を…

兵庫県立美術館とフレンチ 

「生誕180年記念 富岡鉄斎展」を観てきました。2008年、大学時代に歴史遺産コースに通学されていた建築設計家Kさんのラブコールで興味を持ち、清荒神清澄寺の鉄斎美術館で感激したのがご縁で、富岡鉄斎賞を設けている宝塚市展工芸部門に応募した思い出があ…

細見美術館「杉本博司 趣味と芸術-味占郷」

個展準備の制作と春の展覧会三昧のGWでした。 順にご紹介しながら書きとめておこうと思います。 岡崎の旧京都会館、ロームシアターの西向かい角、こじんまりとした邸宅のような細見美術館(℡075-752-5555)へ初めて足を踏み入れたのは2004年、京都造形芸術…

らぶちゃん

自分へのお年玉で、松竹座へ5年ぶりにいきました。乙女の頃からきゅんとなるのは仁左衛門さん。美しいのは玉三郎さん。そして、面白いのは、やっぱり勘九朗さんでしたが、いまは愛之助さん、壱太郎さん、中車さんに注目しています。 この三人が揃い踏みとあ…

ご無沙汰です

長い間、ブログが書けず、ご心配のお電話やらメールやら頂き、すみませんでした。 イノブンのワークショップ効果で、レッスン生が増えたりと仕事が忙しかったせいもあるのですが、今月は甲状腺だけではなく、乳がんと胃がん検診も重なり、病院通いで疲れたの…

京都国立博物館 琳派誕生400年記念展

10/10〜11/23京都国立博物館で琳派の展覧会があります。 そこで、私の大好きな酒井抱一の梅の樹を描いた「描絵小袖」が展示されます! 江戸時代に琳派の絵師たちが、お洒落な女性のためにキモノに筆を振るった「描絵」は、友禅染めの源流と言われています。…

夏休み

今年の京都は雨が少なく「涼しい梅雨やな〜助かるわぁ」とほっこりしてたら、やっぱり祇園祭巡行が近づくにつれて蒸してきました。それでもまだ蝉の声は聞こえません。心配せんでももう2,3日もしたら、ある日突然「こんだけぎょうさん土の中で何年も頑張って…

長湯温泉

大分県竹田市にあるお気に入りの湯治場です。日本では珍しい炭酸泉で少し低めの温度。ゆっくりつかっていられるから長湯、なのでしょうか。特に京都造形大学の藤森先生が設計されたラムネ温泉館はとてもおしゃれな空間で土日はいつもいっぱいの人です。 9月…

帝国ホテルと桜の園公園リバーウオーク

大阪の古株のお客様に、ランチバイキングに連れて頂きました。桜並木が続く川辺にあり、空まで見える開放感のある空間で、落ち着いた雰囲気。メニューは少ないのですが、コンソメスープとローストビーフが美味しくて、サービスも充実。フルートの生演奏もあ…

ラムネ温泉

大分県にある長湯温泉へ行ってきました。体温より低い湯温で、浸かると体中にプチプチと泡がつき、まるでシャンパンソーダに入っているようです。免疫力アップの治療効果も認められ、世界一の炭酸泉といわれています。阿蘇山の惠で、大分の温泉はどこも源泉…

ロングバケーション 広島

竹原が、有名なアニメで人気の地だとは知らなかった。確かに、広島から呉線で海岸沿いを揺られていく景色がとても美しく歴史保存地区の町並みは絵になる。昔は塩田で栄えたそうだ。そして、いまは少なくなってしまった日本酒らしい辛口酒を丁寧につくられる…

ロングバケーション 岡山2

瀬戸内親善大使になりたいと思うくらい、私は岡山が好きになった。吹屋は、標高550メートルの山あいに突然出現する赤い瓦とべんがら漆喰壁が続くノスタルジックな町並みだ。廃校になっている小学校は、ロケに何度も使われている。美しい吉備津神社。城下町の…

ロングバケーション 岡山

岡山県がタンチョウを保護し繁殖に力を入れていることは意外と知られていないが、歴史的には江戸時代に後楽園に飛来してきて以来、自然保護センターや、今回訪問した「きびじつるの里」など4箇所で大切にされてきた。ゲージの中にいる姿は、北海道のような野…

ロングバケーション 児島から吉備津へ

夕日の美しい児島は、その昔、瀬戸内に浮かぶ島だったという。はるばる北海道からニシンを積んでやってくる北前舟の港町でもあった。一見狭くて小さい穏やかな瀬戸内海は、海路で広く世界と結ばれていたのだ。だから、来島海峡に日露戦争で備えた大砲があっ…

ロングバケーション 金比羅

旅のメインイベントは、ずっと観に行きたかった金比羅歌舞伎。日本最古の芝居小屋、金丸座で二週間だけ開かれる、四国路に春を告げる風物詩である。記念館、文化財であるだけではなく、芝居が復活して今年で30回目の記念公演。地元ボランティアの力も借りて…

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