玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

2016-01-01から1年間の記事一覧

もうすぐお正月

個展のチャリティコーナーで販売したクリスマスカードです。 私にしては珍しい可愛い絵ですが、10代の頃は、暇さえあればこんな感じのイラストを描いて楽しんでいました。 今年も残すところ僅か。年内納品お約束のオーダー作品が完了して、ほっこり休憩して…

甲状腺癌の手術をされる方へ

手術から8年がたち、再発騒ぎの腫瘍もこの3年間変化がないので、エコー検診が1年に一度でよくなりました! 2008年12月22日の前夜。憔悴しきったステージ3の「まな板の上の鯉」状態の私に、酷な内容を詳細に書かれた難しい同意書に、当然の流れ作…

私の栄養健康法その3

自家製のケフィアヨーグルトに果物と生野菜、きな粉、黒豆、プルーンを入れたものをサラダ感覚で食べます。同時にビオフェルミンを服用。毎日だとさすがに飽きてくるので、この時期恒例で手作りする柚子はちみつや、抹茶、黒ごまなどで味のバリエーションを…

私の栄養健康法その2

悲しいかな、美味しいものは食べ過ぎてしまって、好物は、体に悪いものが多いですね。食べたいものを我慢するのはストレスになるので、何を食べるかよりも、量に注意しています。年齢的に代謝が落ちているのに、つい運動不足になりがち。結果、余分はお腹回…

私の栄養健康法その1

術後二年間、四つ足プロティン排除食を信仰していたとき、体で感じたのは、いざというとき気力元気がでないということ。藁をもすがる思いで、癌を退治法なんとか・・というタイトルを見つけては、何冊も本を購入して勉強、他にも色々試してみた時期がありま…

東福寺早朝拝観

今日は甲状腺ガンと乳ガンの検診で、伏見藤森の京都医療センターに一日がかりで来ています。 朝6時半に、ぱかっと目覚めたので、急に思い立って、三条からの京阪電車を東福寺で途中下車、8時半からの東福寺通天橋拝観に立ち寄ってから病院へ向かいました。…

女川チャリティご報告

会場で設けた「女川アートサポート活動」の集計ができました。送金段取などを遠藤さんと相談していた矢先、石巻で大きな地震が起こって本当にびっくりしました。 5年もたっているのに余震とは・・・今年8月に女川を訪問して、現地の様子や皆さんの心意気をし…

会場でのコメント紹介

褒め殺し感あり、お許しあれ!勿論くるっと見渡し、黙ってすぐに出て行かれる方も。芸術は良いか悪いかではなく好きか嫌いか、なので。 「衝立、ええなあ。外からの景色も素敵やわ!」(高槻在住、追っかけ爺) 「今が一番元気で充実なさってるとよくわかっ…

無事に閉幕しました

200名余りのご来場者、2日間にわたる会場設営や毎日のお茶接待、案内状を配布PRしてくださったサポーター顧客の皆様、本当にありがとうございました。

朝日新聞取材

朝日新聞社の取材が入りました。掲載されるかどうかはわかりませんが、作品とともに写真もとってくださいました。北垣博美記者は、五年前からずっと個展のたびにアトリエに取材に来て、素敵な記事を書いてくださっています。今回は女川へ行ってコラボチャリ…

小さい秋

北原白秋の唱にでてくる「ちいーさいあーきー」は、晩秋から秋に向かっていくほんの一瞬の季語だそうです。春夏秋冬、華やかな盛りよりも移ろう季節は、毎日少しづつ色の変化があって美しい。驚きとともに感動を引き起こすのは、日本ならでは・・ 最近は、真…

開幕まであと10日

毎度のことながら、一ヶ月前からアトリエは引っ越しのようなお祭り騒ぎです。 DMを出し終わると、「もう7回めなんや?!頑張ってるね〜。」という電話や、「近くの喫茶店に置いてもらえるようお願いしました。」という嬉しいメールがきて、何よりの励みにな…

はじめての女川⑪

赤蕪じいさまから、嬉しいお礼状のお返事がきました。この喜びを分かち合いたく掲載させていただきます。 早速、ご一緒にとった写真とともに、今の嬉しい気持ちをお返事しました。 『今の世の中、先のことはお互いにわかりませんが、夢物語だとしても、ご招…

はじめての女川⑩

台風にも負けず、宮城県女川えくぼハウスから、箱ティッシュカバーが30枚送付されてきた。綿ブロードの白い布に、色とりどりの筆で描き絵染めして裁断。初めての人でも縫えるように、色々と下ごしらえをして女川へ持参した。10名くらいの手芸教室メンバーが…

はじめての女川⑨

全てのご縁は、赤カブの絵一枚から始まった。きっかけは、2012年「女川の仮設住宅へ芸術作品を贈ろう」という京都造形芸術大学の千住博学長の一言。自分探しのつもりで社会人入学。芸術への探求は楽しく「玉城和美の描き絵空間」をブランド化して卒業、…

はじめての女川⑧

運転手さんとうまく遭遇できたおかげで、午後からはえくぼハウスで待っていてくださった遠藤優美子さんとゆっくりとお茶できた。同年代の女同士、親友のように深い話もできて女川をより近く感じ、また遊びに来たいなあと思った。お昼を食べる暇もなかった日…

はじめての女川⑦

役所では相談役の元校長先生や課長さんまで同席してくださって、町の現状を伺ったり今後の支援活動についてのご相談もできた。「駅前のまちなか交流館で、何かアートサポート活動ができるかもしれない」と車で案内してくださった。復興のシンボルとして何度…

はじめての女川⑥

コバルト民宿で朝5時に朝食、その足でえくぼハウスへ向かうと、畑の紫蘇とハーブが腰の高さにまで生き生きと育ってカボチャやトマトも美味しそうになっている。このままスケッチしたい衝動に刈られるが、昨日のやり残しを完成するため、預かった鍵で開けて…

はじめての女川⑤

コバルト民宿のお客さんは、ほとんどがブルーカラーの男性。復興土木建築の現場関係者と原発技術者の方々だ。県外出稼ぎ組の社宅のようになっていたり、「高速と油代つかって仙台の自宅と往復するより、お母ちゃんには悪いけど、一泊二食付5400円のここ…

はじめての女川④

午後からは、お手持ちのハンカチやストールに即興で描き絵してプレゼントするパフォーマンス。 中には、知らずに参加してくださった方もいらして、とても残念がられたので、急遽ご着用の白っぽいTシャツやパンツを脱いで描かせてもらうことになった。絵柄は…

はじめての女川③

女川えくぼハウスは、神戸東プチソロミストから贈られたトレーラーハウスを活用した、被災女性のための居場所。手芸やお花、お茶などのお稽古などに使われ、100円でお茶とお喋りを楽しむこともできる。運営されている遠藤優美子さんは、やはり「赤カブ」…

はじめての女川②

女川駅では、約束通り「赤カブじいさん」こと鈴木さん、「マコちゃん」こと鈴木さんの奥さんの妹さんが、笑顔で待っていてくださった。目があったとき、ほっと安堵して嬉しかった。「せっかく来たのだから」と津波の爪痕を残す医療センターに案内してくださ…

はじめての女川①

4時半起床で7時間の旅。意外にあっという間だったが、大きなスーツケースに寄贈する額をくくりつけ、お土産の入った肩掛けに、手持ち品を入れたブドウのバックという大荷物での4回乗り換えは、なかなかスリリングだった。のぞみ、はやぶさ共に満席。東京…

2016秋 「第7回玉城和美の描き絵空間展」

女川えくぼハウス訪問⑦

第5回個展での「花いっぱい運動」で集まった売上金を全額贈った「すばらしいおながわを創る協議会」(2013年12月10日掲載写真)私の作品額を持って笑いかけてくださっている斎藤会長さんやメンバーの皆さんにお会いしたいなあ・・と思い、管轄の女川市役所に…

女川えくぼハウス訪問⑥

嬉しい電話がかかりました。私と女川との原点、造形大の「アートサポートプロジェクト」で仮設住宅に贈った一枚の「赤蕪」の絵をもらってくださった鈴木さんご一家が、津波で流された土地に再建してご夫婦で御住まいなのですが、7時間の電車の旅の終着点、女…

女川えくぼハウス訪問⑤

コラボチャリティ作品を共同作業してくださる小物作りメンバーは8名で前回のお手玉づくりの参加者最高齢は今年90歳を超えられています。 京都土産を思案しているうちに、その場でお手持ちのものにお好きな絵柄を描き絵してプレゼントさせてもらうことにしま…

女川えくぼハウス訪問④

宿泊は国道沿い浦宿駅近くに建つコバルト民宿さんにお世話になります。無料巡回町民バス停のあるドラッグストアのお隣でえくぼハウスへも歩いていけます。初めは女川のトレーラーハウス村に予約を入れていたのですが、現地と連絡を取り合ううちに、タクシー…

女川えくぼハウス訪問③

交通機関や宿泊施設の手配中です。 エリアが西日本と東日本にまたがるため、愛用のJウエストエクスプレスネット予約だけでは格安チケットが購入できず、何箇所何回電話で尋ねたことか・・・・方向音痴の私、まずはルート検索です。 山科から在来線で一駅、…

真剣お昼寝

今日は眠くて眠くて3時間もお昼寝。今ようやく仕事が終わりました。昨夜はデザインを考えてたら久しぶりに深夜になってしまい・・・朝寝坊したいのは山々ですが、本日は生ゴミの日。無理やり起きて熱いお茶を入れて仕事部屋へ直行。 実は、先月から16時間ダ…

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