玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

女川チャリティご報告



会場で設けた「女川アートサポート活動」の集計ができました。送金段取などを遠藤さんと相談していた矢先、石巻で大きな地震が起こって本当にびっくりしました。
5年もたっているのに余震とは・・・今年8月に女川を訪問して、現地の様子や皆さんの心意気をしっかり見聞きしているので、「2011の教訓を生かして、迅速な避難や対応をされているから女川はきっと大丈夫!」と信じてはいても、一日中ラジオニュースが気になりました。
夜になってから、ご迷惑にならないように携帯ではなくご自宅の固定電話へかけてみました。まこさん(赤蕪爺様の奥さんの妹さん)の穏やかな優しい声が聞こえてほっとしました。「復興新築された住居は、流された土地ではなく、少し高台の娘さんのお宅の敷地なので、自宅待機ですみました。」とお元気そうでした。
翌日、えくぼハウスの遠藤さんとの電話では、「なんだか気持ちが萎えてしまって・・津波を見て気分が悪くなった方が結構おられたと聞いています。」と伺って「ああ、やっぱりすごく怖かっただろうな、やりきれない思いがトラウマでよみがえって・・」と悲しくなりました。
私たちには祈ることしかできませんが、美味しいものを食べて、楽しい親睦会を開いて、少しでも気晴らししてもらいたいので、急いで¥22,500を送金させて頂きましたことを、ここにご報告いたします。
会場で御協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。

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