玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

京料理 藤や



三条木屋町高瀬川沿いに上がって一筋目を西へ入ったところの京料理 藤やさん。
http://www.kyo-fujiya.co.jp/  電話075-252-1811 
亡き大女将さんは母と旅友だったので、個展の案内状を置かせてくださったり、長年色々と可愛がって頂きました。
いつも落ち着いたお座敷で、丁寧に京都らしいおもてなしをしてくださるので、他府県からのお客様とご一緒します。先日も、「アートサポート活動」をしている女川町からのお客様をご案内したところ、若女将さんが私の無理をきいて利口にしてくださって凄く喜んで頂けたので、改めてお礼の食事に伺いました。
「これ、お母さんのキモノなんどす。いつもお部屋でようおしゃべりしてはりましたもんねえ。」と大女将さんとそっくりの声と美しい笑顔で出迎えてくださいました。母のお供でトルコへご一緒したときに、私の鳥のような7色の髪色と、描き絵した京野菜のTシャツにデニムパンツ、腰にスカーフを巻いた姿をみて、「京女は黒髪がええとおもてきたけど、作品とようおうてはる。昨夜の竹のドレス、良かったわあ。」と褒めてくださったことを懐かしく思い出しました。
若女将さんともやっぱりお話が弾んで、同じように着ていた作品を気に入ってくださり、「実は貴船に新しく茶店のようなものをオープンしたいと思っているのだけれど、これもおかあさんのご縁どすさかい・・」と、暖簾をオーダーしてくださいました!
これからとても有難く身の引き締まる思いです。藤と何を描かせて頂こうかと、今からワクワクしています。

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