玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

日本お手玉の会

日本の伝統遊び、お手玉。遊びを極めていくと国際競技にまで成り得るのですね。びっくりしました。「日本お手玉の会」では、使用する玉の大きさや形状、重さなどの基準が定められ、競う畳の広さも土俵やコートのようにきちんと決まっています。
最近では脳の活性化や若返りにも効果的ということで脚光を浴びているお手玉を、女川えくぼハウスの皆さんとコラボ制作中です。私が虹色に染めた布が、国際基準通りに裁断され、東北で暮らす方々、縫い手さんの好みで色々と組み合わされていきます。京都と女川を結ぶお手玉たちは、どんな子に仕上がるのか、とても楽しみでワクワクします。
誰でも気軽に遊べる古くて新しいお手玉は、個展会場のチャリティコーナーで展示販売します。「お地蔵さん色紙」や「ティッシュケースカバー」などの売り上げとともに、全額えくぼハウスの運営資金としてダイレクトに贈ります。今回こそ、私の体調が安定していて交通費など経済的にも可能ならば、遠藤さんのお誘いに甘えて女川へ伺って手渡ししたいし、現地でワークショップなども実現したらいいなあと思っています。

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