玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

六角田中医院

更年期の漢方薬を処方して頂く六角田中医院で、今日、とても嬉しいことがありました。お会計しているときに、受付のお姉さんに、「素敵なストールですね。まるで絵画みたい!」と声をかけられたのです。
ダウンコートから、ちらりとしか見えていない、一番新しいカシミヤ作品だったので、余計に嬉しくて、「実は、これ、私の作品なんです。アトリエから見える桜を、春の新芽から花、さくらんぼ、そして紅葉まで一生を描きました。絵画みたい・・なんて、最高の褒め言葉です、ありがとうございます!」と、たまたま待合室が空いていたので、首からはずして、広げてご披露してしまいました。
奥にいらしたお姉さんも、「ええ〜、すごい、こんな毛羽立った生地に描くなんて難しくないんですか?!うわ〜、ジーパンも味があっていいねえ。」と、カウンターから飛び出してきて、履いているデニムや、鞄の中の手帳とポーチまで観てくださり、描き絵談義で盛り上り、久しぶりに、私の原点「一期一会のどこでも展覧会」になりました。
初めて描いた胡蝶蘭のTシャツを着て、自治会の夏祭りにいったときに、同じようなことが起こり、その感激から、今の私の芸術活動が生まれました。最近、いろんなことに挑戦して忙し過ぎるので、「来年も、初心忘れるべからずで無理しないでね。」とアートの神様にいわれているような気がします。六角田中医院の女医さんからも「冬は熊のようにおとなしく、無理しないこと。」と言われました。本当に、冬眠したいくらい苦手な冬です。

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