玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

4年たちます

ず〜っと術後3年と思い込んでいたら、今週の土曜日で、丸々4年たつことを医師から指摘されてびっくりです!甲状腺ホルモンに、女性ホルモンと漢方薬も足してもらっているからか、自分の力で体温が作れるようになり、異常な重ね着ともお別れ、足の甲のチリチリも消えました。首の傷跡やひきつれは、シワと同一化してぱっと見ではわからず、くしゃくしゃする違和感も保湿クリームで解消できるようになりました。
がっさり取られたリンパの部分は、三角形にくぼんで鎖骨が飛び出て見え、左右対称でないために美しいとは言えませんが、時の流れと描き絵のご縁のおかげで、心は完全に回復しました。
先月、術後以来初めて、大きくネックラインが開いたワンピースを着て同窓会に参加、セカンドオピニオンでお世話になった高野の橋本医院の先生に「先生、見て見て。あきらめてたワンピース着られたよ。傷跡が綺麗になってきたでしょう?」と、はしゃぎ、「命を助けて頂いて本当にありがとう!」と皆の前でお礼が言えたことは、私にとって、今年一番の嬉しかったことかもしれません。
症状がでにくく、でても複雑で、専門医でないとみつけにくい甲状腺癌をみつけて、術後の精神的フォローも丁寧にサポートしていただきました。皆さんも、体調が悪くて原因がわからないときは、甲状腺疾患を疑って、血液検査でチェックしてくださいね。

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