玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

個展への想い

微熱は少し落ち着いて、やっと7度以上は出なくなってきてほっとしています。今月は、週2ペースでアトリエ訪問のお客様をお迎えするほかは外出を控えて、読書したり、BS旅番組や、字幕スーパー副音声の洋画観賞でヨーロッパ旅行したり、滋養がつくモノ食べて、なるべく早寝しておとなしくしております。こうやって充電が必要な時期なのに、悪い癖で突っ走るもんだから・・微熱は天の声だったんでしょうね。
いくつも大きな台風がやってきて、急に涼しくなり秋の虫の声が聞こえ始めました。マンションですが、道路より高台に建っていて広い共用庭に芝生や生垣が美しく整っています。大きな樹齢40年の桜並木や、べランダのハンギング菜園のおかげで、鳥の鳴き声や虫の声が聞こえ、花の蜜を吸いにアゲハチョウも来てくれるし、居間でぼんやりしていても目の肥やしには不自由しません。すると、一階ならでは、ですが、部屋のディスプレイと屋外の自然風景との関係が気になってきました!器、クロス、壁・・・と絵をつなげるのはお得意ですが、さらにガラス一枚で、ベランダの花々、遠くの桜や空や山、月・・・と永遠に空間はつながっていきます。
このあたりに、来年春に予定している個展のテーマがありそうな気がして、ちょっとワクワクしてきました。

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