玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

城南宮枝垂れ梅

城南宮は、京都竹田駅から歩いて15分、方位の神様です。京都では、家の建て替えや、新装開店などのときに、お参りして砂やお札をもらって、土地や空間を清めます。意外と知られていないのですが、梅の名所でもあります。北野天満宮平安神宮のお庭とは、また趣が異なり、まるで桜のような桃色の珍しい枝垂れ梅が、紅白混ざってたくさん植えられています。今年は、寒さが厳しくて開花が遅くなってしまい、黄砂や花粉と重なって、見ごろが短かったのですが、うまい具合に愉しむことができました。香りよく、愛らしく、まるで花簪のようでした。
そろそろ、秋の個展準備に入っています。梅は、厳しい寒さを超えて、春一番に咲くおめでたい花、是非、秋の会場で、玉城和美の枝垂れ梅を咲かせてみたいと思っています。

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