玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

金魚騒動

六地蔵の縁日ですくってきた金ちゃん、姫ちゃん。覗き込むと寄って来て、餌をおねだり、とってもなついてくれて、アトリエ訪問のお客様も「可愛いね〜、餌やっていいかしら?」と人気者。まるで恋が芽生えたかのように、二匹寄り添って泳ぐ姿が仲睦まじく、ほほえましいな〜と成長ぶりが楽しくて、毎日スケッチモデルも勤めてくれていました。
なのに・・・金魚って跳ねるんですね。見た目重視で、丸い小さなガラスの花瓶にはなしていたので、ある日、朝起きたら、テーブルの上で硬くなって死んでいました。私の管理不行き届きの死亡事故に、もう大泣きで、すぐに水循環システムろ過・酸素供給機能付きのポンプがセットになった蓋付きの水槽を買いに行きました。そして、姫ちゃん一匹では可哀想なので、晴明神社祭りの縁日と、天神さんへ金魚すくいにでかけました。紅白流金、黒出目金、金の和金などなど総勢7匹の大所帯です。上海のビジネスマンは、成功するために必ず金魚を飼うそうですが、風水的にもラッキーアイテム。秋の気配とともに私の微熱も完治、金ちゃんファミリーのスケッチが、当分マイブームでございます。

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