玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

コースター

綿帆布で二重合わせに仕立てた小ぶりのオリジナルコースターを制作しています。
施主さんは、2008年、今年と個展に来て下さり、いくつも作品をお持ちなのですが、今回のオーダーは、お気に入りのモチーフ5種。赤い南天と赤蕪、お嬢さんが大好きな蓮、ご主人が選ばれた葡萄と柿。画面が小さいので構図が大変ですが、私の特徴、表裏に続いていくところが制作していても楽しいです。
実は、大阪で薬局を経営されていて、薬局内に暖かい手仕事作品をディスプレイされています。
ビジネス抜きでアート活動を応援してくださる素敵なご夫婦なので、私の描き絵作品も院外処方を待つ患者さんの癒しになれば良いな〜と思います。
小さくて昔懐かしい店構えで、優しい薬剤師さん達の笑顔効果も加わってほっとする空間です。
よく病院にいろんな作品が寄贈されていますが、きっと「病気を治して頂いてありがとうございます、おかげ様でこんなに元気になりました!」ってメッセージなんでしょうね。
現状に感謝する、とても大切なことなのに、つい雑事に追われるとすぐ忘れてしまいます。

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