玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

ロングドレス

玉虫色のタフタ生地でロングドレスを製作中。睡蓮を描き絵、トルソーに着せて、オーガンジーの10メートル作品とともにディスプレイするプラン。布の立体作品をイメージしています。
場の空気感、空間とは建物や箱だけではなく、人と時間、そこで培われるスピリッツの融合だと私は思っています。
個展を開催するギャラリー翔は、お洒落で静観な北山通りに面し、全面ガラス張りで奥までよく見えます。通りがかりの見知らぬ方が、柔らかな布に描かれた華やかで美しい色合いに惹かれて入ってきてくださるので、このドレスはとても重要な役割を担っています。
そして、床几に腰掛けて楽しげにお茶してくださるお客様も、私の作品とともに個展空間を構成してくださっているのです。

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