玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

描き絵初め

ちょっとおどけた表情の姫ちゃん。アトリエ住人の金魚そのいち。白扇に描き絵初め。
こどもの頃からの年中行事で、二日は字がうまくなって知恵を授かるようにと、北野天満宮書初め奉納をしました。それで、お正月二日に、アトリエで筆を持つようにしています。
毎月お一日には鬼門を掃き清めて盛り塩をするとか、ちょっとした縁起かつぎは好きです。京都では、そういう習慣が昔から、各家庭のやり方で、ごく当たり前にありました。
今年の描き絵初めは、御節と梅酒でほろ酔い気分の中、動き回る姫ちゃんを目で追いながら遊んでみました。今年のマイ扇子は、これに決まり!

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