玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

窯開き

思い切って購入した上絵付けの窯。1日大安吉日に試運転、作品を初めて焼きました。焼成から冷めて取り出すまで、二日くらいかかります。昨夜はボージョレーで前祝、今朝、開けてみたら、少し色ムラがあり納得のいかない結果。小さい窯に対して詰め込みすぎたかもしれません。「やる気でないなあ〜、疲れた。。」とへこんでいたら、陣中見舞いの果物やらシクラメンのクリスマスプレゼントやらが宅配で届いて元気を取り戻し、「再チャレンジ!」遅くまで絵付け作業をしました。
気づいたら外は真っ暗で木枯らしびゅ〜びゅ〜。今夜は応援している地元バンドのライブがあり、楽しみにしていたのですが、やむなく断念。明日は日曜日。お天気が良ければスケッチ散歩に出かけたいところですが、ちょっと朝寝坊&休養、のんびりベランダ畑で遊ぼうかな・・金魚やさんに、もう一匹見に行こうかな・・。ゆったりまったりお休みを楽しんでいるときに、ふっとアートの神様が舞い降りてくるのですが、いまは、とにかく時間との戦い。予定している制作が個展に間に合うかどうか、作品がうまく仕上がるまで、合わせて莫大な裏方作業をする根気が継続するかどうか、自分との戦いです。
アトリエにこもるといっても、朝から晩まで制作ばかりしていられるわけはなく、息抜きに女友達と電話でおしゃべりもします。外気を吸いに表にも出ます。アトリエのあるマンションのガレージの植え込みや玄関付近の築山が凝っていてお気に入り。さすが築38年、木々が立派で紅葉も美しく、山茶花の大きな木が美しく開花し始めました。すごい数のつぼみで、満開を想像するだけでワクワクします。ドアを開けたらすぐ見える築山は本当に和みます。そして私自身、昨年、二年前、三年前の師走に比べて、本当に心身ともに元気になれたな、頑張って乗り切ったな、と思います。

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