玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

百合の賛美歌カバー


ローズピンクの地色がとても美しく入りました。
潔く開花した鉄砲百合の花の白さとツボミの色が映えます。
写真では見えませんが、裏表紙には、百合の新芽、見返し部分は、ポピーを描きました。
新芽の状態では、初めて見ると、百合だとわからないです。ちょうどパイナップルの頭みたいな感じです。
ポピーは、清楚なオレンジの可愛い花ですが、実は百合と並んで生命力たくましいのです。
「芥子粒みたいな小さな・・」とよく例えに使われますが、芥子の種は、雨のほとんど降らない荒野でも何十年も土の中で生き続けて、その時期が来ると発芽するそうです。そんなところに、惹かれます。

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