玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

メイン作品

襖大三枚組み(1メートル幅の綿布を2メートル切り) 三枚続き柄ではないのだけれど、ギャラリー翔さんの入って正面、一番大きな壁360センチに並べて展示したいので、全体のバランスは大切。なので床に広げることになるのだが、仕事部屋は大きな作業台が置いてあるため、ちょっと狭い。こういうときのためにキッチンには何も置かずにフリースペースにしているのだが、それでも足の踏み場がないほどの大画面。シートと毛布を敷き詰めて作品を置き、はいつくばって作業する。まさに体力勝負だ。色は染料に仕立てるので、硬化するまで5日が限界で、作り置きできない。そしてお日様に左右される。電灯では、微妙な色加減がわからないのだ。有難いことに今週は穏やかな天候が続いてくれている。
昨日は疲れ果てたようで、夕方6時ごろ眠くて眠くて晩御飯を中断、入浴して転がり込むようにベッドへ・・・なんと今朝、八時のごみ収集車の行ってしまう音で目覚めた。心配せんでも、とことん疲れたら熟睡できるのだと再確認。このまま順調に進めば無事に年内には完成、のんびりと穏やかなお正月を迎えられそうだ。

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