玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

長湯温泉

大分県竹田市にあるお気に入りの湯治場です。日本では珍しい炭酸泉で少し低めの温度。ゆっくりつかっていられるから長湯、なのでしょうか。特に京都造形大学の藤森先生が設計されたラムネ温泉館はとてもおしゃれな空間で土日はいつもいっぱいの人です。
9月30日に書いた自炊のできるコテージBBC長湯や歴史ある大丸旅館に宿泊すると、いろいろな優遇があり、清掃前の早朝一時間、特別に入浴させてくれます。5時半に起きて、まだうす暗い中を川沿いに急ぎ足で向かいます。温かいといってもぬるめの内風呂に5分、露天の冷泉に15分つかり、また内湯へ。2サイクルで身体はポカポカ。肌にはプチプチと泡が付き、血行が良くなるのがすぐにわかります。3日も滞在すれば免疫が上がった感じがします。
まるで自分がシャンパソーダの海に飛び込んだ気分。炭酸泉は生きていて、毎朝源泉のご機嫌が異なります。阿蘇の恵みと自然の偉大さに感謝して、ハーブとバブルに思いを込めて描きました。とてもファンタステイックで好きな絵になったので、個展にかけた後で喫茶白秋に飾って頂くことにしました。

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