玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

仕事納め

大嫌いな12月のはずが、10年ぶりに寂しがっている暇もない、充実した穏やかな年末を迎えています。精神的、経済的に独立してから2年が過ぎ、社会人一年生が誰でも体験するような失敗やご迷惑も一通りしでかして、ようやくペースがつかめてきたのかもしれません。
仕事に対する不安やプレッシャーのストレスが、ドキドキ・ワクワク感に変わってきました。不安と期待は背中あわせ、本人がどう感じるかで、カラダや心にもたらす影響は大きく異なります。「できるかな、大丈夫かな。。。」とためらっていた新しいチャレンジにも「ダメで元々、命まで取られへんやろ。」と無理しなくても前向きに取り組めるようになってきました。
晦日、今年最後の大安吉日に、渋谷醍醐道角のお寿司屋さん「やましな だいや」さんの暖簾を納めて年越しします。今日は、その仕上げで、三枚に分かれた暖簾を古来からの方法で綴じ合わせ、日光堅牢度が上がるコーティングを施しました。明日、蒸して色止め、お日様で乾けばギリギリ完成、画像データを撮って仕事納め。
30日には、換気扇掃除や窓拭き、シーツを洗って、新しい下着や御節の買出しをして・・・と懐かしい主婦の年越し行事をバタバタと楽しめるので、ちょっと嬉しい。幾つになっても女心って不思議なものです。

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