玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

音羽川と秋のモチーフ

山科、地下鉄東野駅近くの音羽川。外環五条を上がったあたり、SEIYU向かい側から、川に沿う散歩道が、自治会有志の方によって美しく整備されています。桜好きの私は、この散歩道が大好き。
温暖化に伴い、紅葉は年々遅いですが、今年は早い(例年通り)でしょうか?アトリエから見える桜並木は、日に日に美しく黄変、朝日や夕日をキラキラ浴びて橙色に。朝寝坊の私を、早く早く、と外へ誘い出してくれます。
音羽川まで、スケッチブックと筆ペン、カメラを持って歩いていきます。何度出かけても、必ず新鮮な一期一会に恵まれます。美しい花や木々、街中のオアシス的な自然空間には、人も虫も集まる習性があるのでしょうか?
今日は、可愛らしいリンゴちゃんというチワワを連れた素敵なお嬢さんや、色とりどりの素晴らしい小菊を育てていらっしゃる自治会のお世話役の方とお出会いしました。
二時間ぐらい、小菊に集まるオレンジやラベンダー、白など4種の蝶や蜂3種、天道虫をクロッキー、帰り道の山科別院長福寺では、アナベルという生きたまま赤いドライフラワーになる南米の珍しい紫陽花と出会いました。
お土産に切ってくださった小菊と紫陽花を活けて、アトリエで再びじっくりスケッチ。心は、もはや来年10月30日から11月4日に北山のギャラリー翔さんで開催する個展に飛んでいます。

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