玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

神戸市立博物館とオリエンタルホテル

ちょっと涼しく過ごしやすくなってきたので、JRで一時間、三宮まで、フェルメール真珠の耳飾りの少女』に会いに行って来ました。モナリザ式観覧方法で、最前列は進みながら観る、じっくりと立ち止まって観たい人は一列後ろから・・・となっていましたが、とてもラッキーなことに、開幕1週間後のちょうどランチ時で、たまたま空いていたので、何度も何度も、ほとんど並ばずに繰り返して最前列で、トータル的にはじっくりと観る事ができました。
小さな絵がガラス張りの中なので、最前列でも、ようやく瞳や真珠の光が確認できるというもどかしさ。ターバンで隠れているわけでもないのだけれど、眉毛が描いてない(もしくは超ブロンドで光って見えなかった?当時の宗教的慣習などで剃っている?)ので、少女なのに妙に色っぽい。日本人が大好きなフェルメール、15年くらい前に小渕首相の親書までつけて誘致した作戦が当たったのか、急に脚光を浴びて大人気です。高価な複製画もよく売れていました。
私は、2003年にオランダのアムステルダム美術館で、『ミルクを注ぐ女』など数点を観ましたが、そのときの印象からポイント使いのターキスブルーと赤が好きになったかもしれません。
帰りにオリエンタルホテルの最上階カフェでちょっと贅沢なブランチをしました。二時半から一日限定5食の神戸牛を使ったハンバーガーとビールのセットです。味や雰囲気、サービスはもちろん花丸、海外から見たアジアンチックな竹のような椰子のような観葉植物が、高い天井と海からの光に合って、とても開放的な空間でした。

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