玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

東京2k540デビュー

2k540ってご存知ですか?東京台東区上野、JR御徒町から秋葉原に向けての高架下に、昨年オープンしたモノづくり工房やギャラリーショップが連なるスペースです。日経トレンドによると、従来の高架下イメージとは全く異なり、橋は円柱で上から下までむき出しのまま真っ白に装飾され、一ヶ月あたり一日平均700人のレジ集客数、来場者はその10倍とあります。
友禅絵師の経歴を持ち、10年前からキモノをほどいてドレスに仕立てたり、気に入った若い作家の応援をしておられる西村富恵さんのご縁で、私の作品が4点、「京の和モード・都美」展で一緒に展示販売されることになりました。期間は今月7日(木)〜18日(月)11時から6時まで、2k540の一角、日本の工芸「匠の箱」というスペースです。
西村さんとは2008年の秋の個展の初日にお出会いしました。4月の個展も警報の中を初日に来てくださり、ご自分の衣装にするからと、蓮のビッグストールをオーダー頂いていました。JRから、京都のモノづくりを紹介して欲しいと依頼があったそうで、ぜひ「玉城和美の描き絵空間」も持って行きたいといってくださったのです。
作品は、葡萄を描いたドレス、ストール、日傘、テーブルクロスです。今回、私は上京しません。私が現場介入しない作品展はお初経験。こどもを一人旅に出す親の心境です。

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