玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

女子大生

今日はアラフォーで学んだ京都造形芸術大学について、ちょっと書いてみます。通信制で芸術学士になれるのは、当時はここだけで画期的なシステムでした。昼間の学生と同じカリキュラムを、同じ教室で同じ講師陣から学べるというのはとても魅力的。ちなみに、学生たちは半期一単位を、90分15週の講義でとれると、皆さんご存知でしたか?つまり、年間30週しか授業がないわけです。私たちは、それを利用して、通学部の学休期間や週末に、一日5講時3日連続で一単位の勉強を詰め込まれます。
基本的には、一般教養科目と専門科目の一部は、テキストを使って課題を自主学習、自宅でレポートや作品制作、発送します。丁寧な添削を受け、及第点が取れるまで再チャレンジもできます。その後、単位認定試験を受けて、ようやく単位が取れますが、専門実技科目は、全てスクーリングでとっていきます。
私の場合は、異分野短大卒業なので、40単位は一括認定され一般教養は少し助かる。たとえば、日本国憲法や体育理論などは、勘弁してもらえるわけです。その分、4年生大学を最短3年で卒業できます。学費を節約するため、すごくハードスケジュールで3年で卒業しました。
友人とのランチやショッピングも、大好きだったテニスもやめて、ほぼ毎日、独りで課題と取り組み、図書館に通い、覚えたてのパソコンと格闘し、毎月10日はレポート2本締め切り、25日は制作1点締め切りを守り、月に最低6日間は登校して授業を受け、年に2回は試験・・・。また、10代の通学生に混じって、様々な産官学プロジェクトに参加、事務や警備の方々に「通学生よりも登校してるんじゃない?」と冷やかされるくらい、超充実した女子大生活でした。
続きはまた。

掲載画像の著作権は全て(C)玉城和美にあります。 「玉城和美の描き絵空間」は特許庁認可済(商標登録第5483574号)