玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

蹴上浄水場一般公開

京都人なら一度は行ったことのある「蹴上のつつじ」。今年は浄水場設立100周年だそうですが、一般公開へは、25年ぶりに行きました。つつじの印象よりも、遠くの景色が気になります。「こんなに小高い山だったかな。」南禅寺の山門に上がっている人たちや、真如堂の三重の塔まで見えて、まるで大和絵のようです。きっと都絵巻を描いた絵師たちは、こういう所からきらびやかな都を眺め、心躍らせていたのだろうなと、勝手に頭の中で、風情のないビルや車道に、雲と金彩を施しておりました。
続いて緑豊かな涼しい南禅寺へ。一番奥の方丈は、穴場です。襖絵やお庭も良いのですが、意外に明るくて広い鶯張り廊下と、滝の音を目で愉しみながらのお茶席が好きです。観光地には珍しく、お菓子のお味もお手前もグッド。ぼけ〜っとするにはナイススポット。上天気の中、蹴上付近を満喫のこどもの日でありました。
連休は朝寝坊を楽しみ、普段会えない大事な友達に会い、美味しいものを頂き、撮りためた映画を沢山見て、アクセル全開から、ニュートラルに戻せた、かな?気持ちの切り替えが旨い人は、ストレスが少ないそうです。カラダのどこかに、そんなスイッチがあればいいのにね。
さあ、明日からまた、ワクワクドキドキ、お仕事で〜す!!

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