玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

ヘナと顔料染料

先日のヘナ、そのまま入浴まで、5時間くらいパソコンしたり、晩御飯したりして放置ご、普通にシャンプー。すると、見事に自然な明るい栗色に染まりました!特に、生え際の気になる白髪や、ブリーチしてマニキュアがはげてきていた部分にオレンジっぽいブラウンが光ります。
ヘナとは、ミソハギ科の「指甲花」の葉を粉末にしたハーブで、インド・エジプトでは、古くから爪や手足、髪を染めるために使われてきたそうです。天然100%のうたい文句どおり、髪の痛みも皮膚のかゆみもなく、トリートメント効果もあり、つやつやになって腰が出た感じ。ただひとつ気になるのは、臭い。。。なんとなく二日たっても、自分が漢方薬のせんじ薬になったような気がします。ショートヘアなので、自分で髪をクンクンできないため確定はできませんが・・・
描き絵の染料は顔料ベースですが、化学のものもあります。使い切らないと硬くなってしまうので、下水道に流さなくてすむように、余ったら自分のデニムを染め直したり、既製小物に描いてお使い物にしてきました。
ノンプレッシャーで下絵なしで一気に描いた作品は、意外と面白くて評判もよいので、次回の個展ではエコ作品として、ローコストで即日販売するのもよいかな、とヘナをきっかけに思いました。

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