玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

霜月

今年も早いもので11月になりました!
「霜月」は文字通り霜が降る月の意味だそうですが、旧暦のお話なので、やっぱり11月といえば、紅葉ですよね。今年はどこへ紅葉狩りに行こうかな?
他に、「食物月(おしものづき)」の略や、「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もあるそうなので、実りが多い秋の意味、私の大好きな美しい月がしぼむ???
「う〜ん、気になる〜」
45歳の女子芸大生の私は、いつもこうやって疑問が生まれると、図書館にこもって調べ物をしていき、どんどん宇宙まで広がって、必要なら現地リサーチにでかけていました。モノ作りのヒントを得ることもしばしばありました。
同じ年代の女性たちから「すごいの一言です!」と驚きのコメント頂いた秋の展覧会。半年間、慣れない異分野の世界で走り続けて、燃え尽きて干からびてしまい、プチ鬱体験のおかげで、私の制作エネルギーの源は、このような探究心だけではなく、全てにおいて湧き出てくる「欲」なのだと気付きました。
「欲張り」って悪いことばかりではないと思いました。

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