玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

小さい秋

北原白秋の唱にでてくる「ちいーさいあーきー」は、晩秋から秋に向かっていくほんの一瞬の季語だそうです。春夏秋冬、華やかな盛りよりも移ろう季節は、毎日少しづつ色の変化があって美しい。驚きとともに感動を引き起こすのは、日本ならでは・・
最近は、真夏と真冬の二期しか感じられない年が続き、寂しい限りですが、今回のメイン作品「散歩道」には、旅先や散歩で見つけた小さい秋をちりばめました。
カテゴリー最新情報にDMをアップしています。襖くらいの大きさのタペストリーなので、葉書にしたら虫眼鏡で見なければわからないのですが、鳥や虫達もいます。
是非、北山駅から歩いて3分のギャラリー翔でゆっくりと床几に腰掛けて、大画面の中の小さい秋をみつけてください。終日、葡萄の衣裳を着てお待ち申し上げます。素敵なご縁がありますように。

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