10/10〜11/23京都国立博物館で琳派の展覧会があります。
そこで、私の大好きな酒井抱一の梅の樹を描いた「描絵小袖」が展示されます!
江戸時代に琳派の絵師たちが、お洒落な女性のためにキモノに筆を振るった「描絵」は、友禅染めの源流と言われています。当時、美術工芸の垣根はなく、絵師たちは求められれば何にでも描き、人々はそれを身にまとい、暮らしの中でつかって、描かれた自然の美しさを楽しみました。
その技法は途絶え、詳しいことは謎に包まれていますが、私はそんな日本の素晴らしい古文化を平成の暮らしの中にアレンジしていきたいと思って「玉城和美の描き絵空間」と名づけ、制作活動を続けています。