玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

美術館えき『棟方志功展』

京都駅JR伊勢丹の中にあるこじんまりとした美術館。外出のついでに立ち寄れるので、時々出かけます。今回の『棟方志功展』は、初公開の肉筆襖絵がメインで、どうしても観に行きたくて、準備の合間を縫って出かけました。あまり点数は多くありませんでしたが、ゆっくりと観られてリフレッシュ。
個展会場で、お客様から「志功の版画を思い出す」とよく言われるのですが、あまり意識したことはありませんでした。初めて見る肉筆画では、大画面に墨で、葡萄、蓮、椿、薔薇と私が大好きなモチーフが満面の笑みで沢山登場していてびっくり!
美しいと感じたモノが同じだなんて、なんだか嬉しくなってしまいました。それにしても、なんて自由で大らかに、家中の建具に描きまくってあるのでしょう。もっともっと歌舞いてもいいんだな〜って刺激を頂きました。

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