玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

麻生平

チョマ、麻生平(あさきびら)という生地は、しゃきっとしていて、お気に入り。よく高級料亭や和菓子屋さんの暖簾などに使われているサラリとした品のある布です。
生成りから少し濃い色目のもの、斑入りなど、つかわれている糸の紡ぎ方や織り方によっては、クルクル巻きになったり、糸目に沿って上下左右に色が走って、繊細な表現には向きませんが、年中使えるので重宝します。
細い幅や、ごつごつした織りや、バラエティにとんでいるので面白いものができます。現場のいろいろなサイズに合わせて、自分で縫製。発色も良いので、数種類仕入れてきました。
今日は、暖簾やミニタペストリーなど、何点か縫製。お裁縫は苦手でヘタですが、三つ折りにしてミシンがけするのだけは、慣れこそ好きの始まり。キャンバスができると、イメージも沸き、すいぶん仕事が進んだ気がします。
10年ぶりで、連日、あちこち紅葉狩りを愉しんでいたら、あっというまに師走!でも、仕事を忘れて思い切り遊んだおかげで、元気復活、またやる気がでてきました。クリスマスも忘年会も返上で、年内納品目指してストイックに頑張ります。

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