玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

『無主の境』本日最終日

真夏の暑さの中、大勢の方に来て頂きまして、本当にありがとうございました。おかげさまで、無事に本日最終日を迎えました。やっとゆとりができたので、少しづつ会場風景の写真をアップして、明日からは、皆さんからの感想などもご紹介して締めくくりたいと思います。一枚目の写真は、会場入り口の看板です。大学は広くて迷路のようで、迷われた方も多かったみたいですみません。

展覧会を作り上げてくれたのは、大学の授業の実習生の皆さんでもあります。在学当時から可愛がってくださった先生方や通信担当の事務の方など、たくさんのスタッフに助けられて、私も出展、展示できました。感謝の気持ちで一杯です。

お客様から「難しいね〜」と質問の多かった公募テーマ『無主の境』について 主催者からのメッセージです。
天井高4メートルのスケール感が伝わるでしょうか?

私の出展した作品のタイトルです。インスタレーションとは、平面でも立体でもなく、作品を置くことで空間を構成します。演出としてライトや音、香りを使う場合もあります。そして、作家からの一方通行的な作品ではなく、観客は、見たり触れたり、ときには、なにかしらの参加やアプローチをすることで、観る人も作品に加わり、その場の空気を五感で感じる新しいカタチの作品です。感じ方は全く自由です。今回は、足元に置かれた「うしろに廻ってみてください」という言葉がけの小さな看板を見て、皆さんがどんな風に動いてくださるのか、また、どう感じてくださるのか、私にとっても実験的な試みでした。
添えられたプロフィールです。いままでの人生において、芸術との出会いや、制作の指針や考え方に影響を与えたと4つのエピソードを書いています。

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