玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

キャプション作り

今日は、会場に置く挨拶文や作品リストのキャプションを作っています。苦手なパソコンで文章を印刷、ホワイトボードに張り、自立するように足もつけます。カッターで断面を美しく切るのはちょっとしたコツが要ります。ディスプレイのレイアウトや実際に設営する作業も、全部自分でやります。これは、京都造形芸術大学で、染色や洋画や日本画などの美術工芸制作系ではなく、空間演出デザインコースという風変わりなところで学んだおかげです。
「何でも好きなやりたいこと研究できる。」と信じて入ったはいいけれど、筆で描く授業は皆無、商業施設士という資格を取得するカリキュラムが加わることになり、「わからへん〜、やめたい〜」と泣きながら設計図面を引き、指を切りながら模型制作して、おもてなしの心とともに、夢を具現化してプレゼンテーションすることを叩き込まれたことが、いまとなっては、全て役立っています。

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