玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

ベッドルームの絵

初めて個展会場で私の作品を観てくださったIさん。「息子たちの新築祝いにどうかしら?私はとてもいいと思うのだけれど、あの子たちには独特の好みがあるので」というオーダーでした。息子さん一家とは面識はなく、中古物件を北欧風にリノベーションしたというお宅がどんな空間なのかも気になり、作品見本を持って、大阪の葛葉まで打ち合わせ兼下見に伺いました。
小さなこどもさんと可愛い奥様も一緒に出迎えてくださいました。壁は真っ白、床は天然木、差し色はペパーミントグリーンに近いアイスブルーと金茶がかった黄色。窓が多くて壁の部分がとても少ない、大きな絵を飾るには難しいお宅でした。お二人の希望は、リビングダイニングではなく、あえて寝室に絵が欲しいというご希望にびっくりしましたが、「ベッド以外家具を置かない寝室で、毎朝一番初めに目に入るものが元気のでるこんな描き絵だったらいいな」といわれて、とても嬉しく思いました。

掲載画像の著作権は全て(C)玉城和美にあります。 「玉城和美の描き絵空間」は特許庁認可済(商標登録第5483574号)