玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

⑩強羅公園で真紅のベル薔薇と遭遇


 タイタニックを楽しんだ後は、初日と逆ルートで桃源台港から箱根ロープウエイで富士山ビューポイントを目指しましたが、硫黄モクモクの大涌谷でホンマにこの通りお隠れ!降りずに一気に早雲山まで上がって強羅公園へ向かうことに。それにしても乗船前の芦ノ湖畔で生まれて初めて拝めて良かった~(>_<)

 富士山の代わりと言ってはなんですが、ケーブル乗り換え途中で私のお気に入りのお山が初日の曇天とは違って肉眼でくっきり見えました!
 
 拡大画像でお楽しみください。

 ねっ?ほんまに大文字でしょ?

 看板の説明によると「標高924mの明星が岳は箱根山古期外輪山の一峰。毎年8月16日に大文字焼きが行われ花火も上がる」と。今まで京都五山の「送り火」を「焼き」と発音されると「奈良の若草山ちゃうし…」とお冠でしたが、この明星が岳と混同されていたのかも?もっとグローバルに見分を広めて大らかになろうと決心。「箱根二十湯」で良質な源泉が豊富なのも大分県阿蘇山の関係と同様に富士山の恩恵だと感謝(^^)改めて地震国の良い面も発見

 一番船とロープウエイ直行で上がってきたおかげで、箱根登山ケーブルカーも特等席に乗車でき子どもみたいに嬉しい私。いいのが撮影できたので悲し気な鉄道マニアのカメラ少年とお席チェンジ。何度も感謝され(^^)箱根が好きな旅人さん達との一期一会は国や年齢を問わず良い方ばかりで気持ちがいい♡

 列車のようなケーブルカーは単線で、何度もスイッチバックしながら運行

 「強羅公園に行くなら公園上駅から下る方が楽ですよ。」と、これまた優しい運転手さんのアドバイス通りに下車、もう一つの大切な目的「真紅の美しい薔薇探し&スケッチ」のため満開のローズガーデンへ!



 園内を何度も回って見つけました!その名も「ベルサイユの薔薇」品種改良の流行で柔らかいピンクやオフホワイトの八重が人気の今、こういう原種に近い真紅の薔薇は希少。実は、いくつものご縁が重なって「再生ギターに真紅の薔薇を」と京都でオーダー受け賜った時には既に一年で一番美しいと言われる春の一番咲きが終わっていました。若冲さんや一村さんのようにスケッチありきの絵描きとしては過去のスケッチでは納得できない状態だったので強羅公園で出会えて本当に嬉しい!
 続きは「⑪薔薇専門ガーデナーHiromiさんとの出逢い&富士山再会?絶景日帰り温泉の巻」印象強い間に下絵作成したいので、ブログは暫くお休み戴きますね。
 

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