2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧
尾形光琳が小袖というキモノに描いた四季折々の大胆な花鳥風月のモチーフは、「お雛形」というデザインブックになるくらい流行しました。それらの意匠は、暮らしの中で人々に愛され、時代と作り手を経て、繰り返し使われましたが、肉筆による描絵はすたれて…
原画タイトルは「春の音色 洛東山科にて」 幅120センチ長さ180センチの帆布タペストリーです。 昨年の春、アトリエ近くの畑で見つけた薄紫色のジャガイモの花を真ん中に、私の看板モチーフでもある鏑の花とたけて大きくなったブロッコリーに咲いた花を合わせ…
美意識に長け高い芸術的教養を持ち、自らも能楽を舞い書や絵画をたしなんだ京町衆のひとり、芸術家本阿弥光悦が、洛北鷹峯に今風で言えば芸術村を興して400年。光悦に独特の才能を見出されて交流を深めながら、ともに情熱的なモノづくりをした絵師の俵屋宗達…
えくぼハウスの遠藤さんからお写真とメールとともにお手玉が届きました。 「89歳の方や、慣れない針を持つ方などで、形は様々ですが、心を込めて作りました。京都の絵描きさんの個展会場に女川の熟女が作った物をおいてくださるとお話ししたところ、お喋りも…
日本の伝統遊び、お手玉。遊びを極めていくと国際競技にまで成り得るのですね。びっくりしました。「日本お手玉の会」では、使用する玉の大きさや形状、重さなどの基準が定められ、競う畳の広さも土俵やコートのようにきちんと決まっています。 最近では脳の…