玉城和美の描き絵空間

琳派の元禄文化「かきえ」を令和へ繋ぐ絵師の活動日誌

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

春爛漫から新緑へ

何事もなければ、来年春の彼岸明けに開催予定の第6回個展テーマは、春爛漫から新緑へ移り変わる美しさを、久しぶりの帆布大画面に描きます。メインができて一週間、ゆっくり眠って食べてのんびり休養。気分転換に覚えたての洋裁技術を生かして、自分のチュ…

卒業制作スクーリング

芸大の卒業制作は、卒論と同じなので一年かかって仕上げていきます。今は昔、2006年度にとことん迷惑掛けてお世話になった担当教授から「タマキと似たようなことでワークショップをテーマに選んだ子がいるんやけど、ちょっと相談に乗ってやってくれる?」と…

余白の美

琳派のうたう美の原則に余白があります。勢いよく思うまま描きたい私にとっては、もう一筆、もう一図案何かしら描きたいところをぐっと我慢せねばなりません。説明不足のようで、迫力に欠ける気もして不安にもなります。油絵や水彩画ならば、あとで消し去る…

旅立ち

個展を開くと、半年くらいは頂いたオーダー制作や納品に忙しくなります。それが一段落して休養をとり充電すると、次の個展準備に没頭します。今から10ヶ月、どれだけ集中できるかで、個展の気配や完成度が決まりますが、今回は自分の中で、初めてストレスフ…

ハッピーメールありがとうございます!

「お誕生日おめでとう!お互いに美しく加齢していきましょう。」 「健康で素敵な日々でありますように。」 「お仕事無理しないでね。」 早朝から、日本全国いろいろな所のお客様や友人から、嬉しいお祝いメッセージやプレゼントが届き、美術館鑑賞&岡崎ザ・…

紫陽花

六月生まれのせいか、紫陽花は大好きな花のひとつです。特にピンクからラベンダーに変わる額紫陽花はお気に入の画題。3年前、アトリエオープンに頂いた「雨に歌えば」という鉢植えを、大きな鉢に植え替えてあげたら、昨年はとても大きく見事でした。ところ…

洋裁

母は器用な人で、洋裁が大好き、雑誌をみながら、いつも何か新しい服を作っていました。高校生まで私の着る物は、私服も制服も体操着まで、母のお手製でそれが自慢でした。中学生くらいからは、実は、ちょっとそれが嫌で、既製品に比べて野暮ったく、特に学…

医学は科学ではない?

「医学は統計学である。」と聞いたことがあります。手術も含めて治療方針については、同じ病状の条件で、同じ個体が、このときに、この治療をしたしないの実験をすることは不可能なので、あくまで統計学であって、科学ではないということなのだそうです。 こ…

甲状腺って

このカテゴリーでは何度も書いていますが、甲状腺は元気の源である甲状腺ホルモンをつくる内分器官です。のど仏の奥に、蝶が羽を広げたようなカタチで広がる小さな臓器で男女どちらにもあります。甲状腺ホルモン量が出にくくなる病気を甲状腺機能低下症とい…

ご報告

7月の手術が見送りになり、7月末に7回目の精密検査となりました。 エコーとCT検査で、怪しい影が見つかって丸一年、二ヶ月おきに、僅か5ミリの異型細胞めがけて、エコーを見ながら、首の表面から6センチの注射針を麻酔なしで奥深くまでぐっとつきさし、き…

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